指先が器用だとやる気がでる!

そろばんスタジオブログ

こんにちは、三重県名張市の学びスタジオそろばん教室の奥川陽子です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、巧緻性について書きます。

小学受験はで、
手先の器用さを問われる巧緻性(こうちせい)のテストがあります。

なぜこのようなテストが行われるのでしょうか?

∴巧緻性とは

"巧緻"とは、
精巧で緻密なことです。

そして"巧緻性"とは、
一般的に指先の器用さのことです。

∴指先は、”第2の脳”

人がほかの高等哺乳類と決定的に違うのは、
10本の指を自在に操ることができるということです。

指先にはたくさんの神経が集まり、
脳に直結しています。

そのため、
指先は,、
”脳のアンテナ”
”第2の脳”
と呼ばれます。

その指先の働きをよくすれば、
脳を活性化させることができます。

そのために、
指先へのさまざまな刺激を与えること、
巧緻性を鍛えていくことが重要です。

∴巧緻性が高いことの効果

巧緻性の成績が上位だった子どもは、
漢字練習
計算練習
リコーダー
習字
裁縫
工作
この6つの学習について好きの程度が高い傾向にあると言われます。

これは、
手指の巧緻性が、
手指を使う学習・繰り返しを要する学習への好き嫌いに影響し、
種々の学習への取り組み方と関連しているといくことです。

∴繰り返しが好き、基本的学力を身につく

手先が器用な子ほど
裁縫や工作を好むのは自然といえますが、
それに加えて、
漢字練習や計算練習の繰り返しの学習に対しても
苦にならない傾向にあります。

したがって、
漢字力、計算力といった基礎的な学力を
身につけやすいということになります。

∴集中力が育つ

また、
工作をはじめとした巧緻性を養う学習は、
子どもに集中力を養います。

指先で部品をつまんだり、
紙を丁寧に折ったり。

このような動作には、
目の前の対象物を見極め、
自分の指先に意識をやることが要求されます。

これらを繰り返すうちに集中力が育つことになります。

∴脳によい指先の運動とは

両手を同時に使う
指をすばやく動かす
ふだん使わない指を動かす
イメージ通りに指を動かす
このような運動です。

∴巧緻性を育てるには

小さき子どもには、
日常生活の動きの中で指先を鍛えましょう。
箸やスプーンをもったり、

ボタンをかけてり、ジッパーの上げ下げ、ペットボトルのフタを閉めたり……
また、お手伝いもしてもらいましょう。

あやとり
折り紙
書道
ピアノ
そろばん
字を丁寧に書くこと……

∴灘校では、折り紙の授業がある

西日本ではトップレベルの灘校では、
数学の図形の問題を、
作図をせずに、
折り紙で解くという授業があります。

当然、
指先の巧緻性も必要になりますね。

∴まとめ。指先が器用だとやる気がでる!

指先は”第2の脳”
指先が器用になると、
自分でいろいろなものが作れるようりなります。

そして、
自分で作ったものが一つできたら、
もっと作りたい気持ちになります。

どんどん自分の指先で作っていきます。

この、指先の巧緻性を鍛えることが、
やる気、集中力、忍耐力をアップさせます。

何よりも、
自分の指を使って作れる、できることが
子どもにとって楽しいのだと思います。

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